PLAUDは、本体デバイスで録音した音声をクラウド側のAI(最新LLM)で文字起こし・要約・マインドマップ化できるAIボイスレコーダーです。本体を買い切りで購入したあと、AI処理の利用枠を決める「AIメンバーシップ」を選ぶ構造になっており、無料プランでも毎月300分の文字起こし枠が永久に付与されます。非エンジニア経営者がClaude CodeやGASでの試作前に「議事録・商談メモを構造化データとして取り出せるか」を自分で検証するうえでも、まずは無料枠で十分にスタートできる料金設計です。本記事では、料金プランの中身と、自分で試す経営者にとっての選び方、よくある質問を整理します。
シリーズ全体像と他記事の位置づけはハブ記事にまとめています。

PLAUD AIメンバーシップの料金プラン一覧
PLAUDのAIメンバーシップは、本体価格とは別に「クラウド側のAI処理をどれだけ使うか」で選びます。2026年6月時点で提供されている3プランは次の通りです。
| プラン名 | 料金 | 文字起こし時間 | 含まれる主な機能 |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | 0円 | 300分 / 月 | 基本機能、カスタム要約、Ask Plaud、マインドマップ、話者識別など主要機能をひと通り利用可能 |
| Proプラン | 16,800円 / 年(月換算約1,400円) | 1,200分 / 月 | 無料プランの全機能+年間Pro専用のプレミアム要約テンプレート、最新LLM連携など |
| Unlimitedプラン | 40,000円 / 年(月換算約3,333円)または月額5,000円 | 無制限(1日最大100時間) | 会話を日常的にすべて記録し続けたい超ヘビーユーザー向け |
月の枠を使い切ってしまった場合は、追加購入(アドオン)で文字起こし時間を買い足すこともできます。
- 600分:1,500円
- 3,000分:8,000円
- 6,000分:13,000円
なお、機種別の本体価格や、NOTE / NOTE Pro / NotePin / Note Pro Max の機能差については別記事で詳しく比較しています。

非エンジニア経営者が自分で試すなら、どのプランが妥当か
「会社全体の議事録基盤」としてではなく、経営者本人がClaude CodeやGASでの内製・外注前の試作に使うという前提で考えると、選び方はかなりシンプルになります。判断軸は「月に何分の音声をAI処理にかけたいか」の1点です。
無料プラン(300分/月)が向いている人
- 週に1〜2本、1時間前後の経営会議・面談・商談を文字起こしして要約したい
- まずは自分の業務で「議事録を構造化テキストで吐かせ、Claude CodeやGASに流し込めるか」を試したい
- 本体購入直後で、まだ運用イメージが固まっていない
1時間の会議×月4〜5本程度であれば、300分の無料枠に収まります。経営者個人の試作・検証フェーズでは、まずここから始めて自分の月間音声量を実測するのが現実的です。
Proプラン(1,200分/月・年16,800円)が向いている人
- 1on1・商談・打ち合わせを毎日のように録音している
- 無料枠を月の途中で使い切ってしまったことが2〜3か月続いた
- プレミアム要約テンプレートや最新LLM連携で、要約フォーマットを業務に合わせ込みたい
1,200分は1時間会議に換算して月20本相当です。経営者本人の打ち合わせ量がここを超えてくるなら、アドオンを都度買い足すよりProプランの方が単価が下がります。
Unlimitedプラン(年40,000円 / 月5,000円)が向いている人
- 会議だけでなく、日常会話やひとり言レベルの思考メモまですべて録音し続けたい
- 1日数時間単位で音声を回し続ける運用を本気で組みたい
経営者個人の「試作・検証」フェーズで、いきなりUnlimitedが必要になるケースは多くありません。まずは無料→Proの順で実測してから判断するのが安全です。
料金面で経営者が見落としがちなポイント
料金表だけを見ると「Unlimitedが一番お得そう」に見えますが、自分で試作する文脈では次の3点を押さえておくと判断を間違いにくくなります。
- 本体は買い切り:AIメンバーシップを無料プランのまま使い続けても、デバイス自体の機能は止まりません。
- 無料枠は永久付与:毎月300分の文字起こし枠は、Proに上げない限りずっと0円で使えます。お試し期間という性質のものではありません。
- アドオンは「単発の山」に強い:普段は無料枠で足りるが、月に1度だけ長時間の合宿・経営会議があるようなケースでは、Proに上げるより600分アドオン(1,500円)の方が安く済むこともあります。
よくある質問
Q1. 月額費用は必ずかかりますか?
いいえ、必須ではありません。購入時に無料プランが適用され、毎月300分(5時間分)の文字起こし枠が永久に付与されます。経営者本人の試作レベルであれば、無料枠だけで運用を続けることも十分可能です。
Q2. 文字起こしの精度はどれくらいですか?専門用語にも対応できますか?
非常に高い精度で、PLAUDには医療・法律・金融・IT・製造など10種類以上の専門用語集が内蔵されています。会議前に該当する分野を選んでおくと、発音が似ている難解な用語も文脈に沿って正しくテキスト化されます。なお、税務・法務など個別判断が必要な領域については、生成されたテキストの内容を必ず該当分野の専門家に確認してください。
Q3. 話者識別は何人まで対応できますか?
理論上の明確な人数制限はありませんが、一般的な会議(5〜10人程度)であれば、声質・トーン・ピッチをAIが分析して発言者を区別します。多少声が被っても、前後の文脈から処理されます。
Q4. スマホやPCが近くにないと録音できませんか?
いいえ。PLAUDデバイスは独立したボイスレコーダーとして機能し、本体ボタンを押すだけで内蔵64GBストレージに録音されます。後からスマホやPCにWi-Fi/Bluetoothで接続したときに、データが自動転送されてAI処理が実行されます。
Q5. オンライン会議(Zoom・Teams・Google Meetなど)も対象ですか?
はい、可能です。PCのスピーカーから出ている音声をデバイス(特にマイク性能が強化されたPLAUD NOTE Proなど)に拾わせることで、対面会議と同様に文字起こし・要約できます。スマホでのWeb会議であれば、PLAUD NOTE(通常版)の通話録音モードで対応可能です。
Q6. 録音データや文字起こしテキストのセキュリティは大丈夫ですか?
データは暗号化されて安全なクラウドに保存され、ユーザー本人の明確な同意がない限り、AIモデルの公開学習データとして二次利用されることはありません。プライバシー基準を厳格にクリアしているため、大手企業や官公庁、士業(弁護士・税理士)の商談・会議でも導入されています。とはいえ、自社の機密情報の扱いについては、最終的に自社のセキュリティポリシーと照らし合わせて判断してください。
Q7. 無料枠を超えた月だけ追加で支払うことはできますか?
はい、可能です。月間枠を超過した場合は、600分(1,500円)、3,000分(8,000円)、6,000分(13,000円)のアドオンを単発で追加購入できます。普段は無料枠で足りるが特定の月だけ会議が多い、という経営者本人の使い方にはこのアドオン運用がはまります。
Q8. ProとUnlimited、どちらから検討すべきですか?
まずは無料プランで自分の月間文字起こし量を実測し、安定して月1,000分を超えるようならProプランを、毎日数時間単位で録音し続ける運用にするならUnlimitedを検討する、という順番が無難です。経営者本人の試作・内製検証の文脈では、最初からUnlimitedを選ぶ必然性はあまりありません。
料金プランの中身と判断軸が見えてきたら、あとは実機で1〜2週間まわしてみるのが一番早いです。下記の公式ページから本体を入手し、無料プランの300分枠で「自分の業務音声がそのまま使えるテキストになるか」をまず確かめてみてください。



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