副業の収益が増えてきた会社員・個人事業主が抱える「お金の管理」の悩み
会社員として働きながらブログやnote、Xで発信を続け、少しずつ収益が出てきた。あるいは個人事業主として独立して、複数の収入源を育てている。そんな段階に入ると、急に重くのしかかってくるのが「お金の管理」と「確定申告」の問題です。
本業のあと、夜や週末のわずかな時間で記事を書いたり、SNS運用をしたり、新しい収益化の仕組みを試したりしているなかで、領収書の整理や売上の集計に時間を奪われるのは正直つらいものです。Excelで自作の帳簿を作ってはみたものの、ASPごとに振込日や手数料が違い、銀行口座の入出金とのつき合わせだけで一晩終わってしまった、という方も少なくないのではないでしょうか。
こうした「時間がない副業会社員・個人事業主」にとって、経理作業をどれだけ効率化できるかは、そのまま発信や収益化に使える時間の長さに直結します。今回は、副業や個人事業の経理を一気にラクにしてくれるクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド」の活用ポイントを、副業ライターやブロガー目線で整理してみます。
マネーフォワード クラウドが副業・発信活動と相性がいい理由
マネーフォワード クラウドは、確定申告書類の作成や日々の帳簿付けをクラウド上で行えるサービスです。スマホアプリにも対応しており、外出先のスキマ時間で経理を進められる点が、時間制約の大きい副業会社員や個人事業主と非常に相性のよい設計になっています。
1. 銀行口座・クレジットカード・ASPの入金データを自動取得
マネーフォワード クラウドの大きな特徴は、銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどと連携し、入出金データを自動で取得してくれることです。副業ブロガーであれば、A8やもしもアフィリエイトなどの報酬振込が登録した銀行口座に入ってきますが、その金額・日付・摘要を毎回手入力する必要がなくなります。
「明細を見ながら入力する」という地味で時間のかかる作業が消えるだけで、月次の作業時間は大きく短縮されます。発信活動や記事執筆に使える時間を増やしたい方にとっては、これだけでも導入する価値があります。
2. AIによる自動仕訳で簿記の知識が浅くてもOK
副業会社員として確定申告に初めて取り組む方の多くがつまずくのが、「この支出はどの勘定科目になるのか」という仕訳の問題です。マネーフォワード クラウドは取得した取引データに対して、AIが勘定科目を提案してくれる仕組みになっています。
たとえばサーバー代やドメイン代、note の有料記事購入、X(旧Twitter)の有料機能などの支出も、過去の仕訳を学習しながら候補をサジェストしてくれます。完全にお任せにするのではなく、最終的に自分で確認・修正する前提ではあるものの、ゼロから科目を考えるのに比べると負担はかなり軽くなります。
3. 確定申告書類の作成までクラウドで完結
日々の取引を入力していくと、その情報がそのまま青色申告決算書や確定申告書のひな型に反映されていきます。年明けに慌てて1年分の領収書をひっくり返す、というよくあるパターンから抜け出しやすくなります。
電子申告(e-Tax)にも対応しているため、税務署に行く時間が取りづらい会社員にとっては大きなメリットです。本業の合間にスマホやPCで、確定申告まで一気に進められる体制を作っておくと、毎年2〜3月の負担が目に見えて軽くなります。
副業ブロガー・noteクリエイターのための活用ステップ
では、実際に副業会社員や個人事業主としてブログ・note・Xで発信している方が、マネーフォワード クラウドをどのように使っていけばよいのか、ステップで整理してみます。
ステップ1:副業用の口座とカードを分ける
まずおすすめしたいのが、副業専用の銀行口座とクレジットカードを用意することです。ASPからの報酬振込、サーバー代やツール代の支払いを副業用にまとめておくと、家計との混在がなくなり、マネーフォワード クラウド側でも管理がしやすくなります。
ステップ2:連携設定とカテゴリのルール化
次に、副業用口座とカードをマネーフォワード クラウドに連携します。最初の数か月は、AIの仕訳候補をそのまま使うのではなく、自分で確認しながらルールを育てていくイメージで取り組むと精度が上がっていきます。
- サーバー代・ドメイン代 → 通信費 など
- 有料note・書籍購入 → 新聞図書費 など
- 取材・打ち合わせ → 会議費・旅費交通費 など
こうしたルールを最初に決めておけば、月末の作業は「自動取得された取引を一覧でチェックする」だけで済むようになります。
ステップ3:月末15分の「経理タイム」を固定化する
クラウド会計の効果を最大化するコツは、「ためない」ことです。月末や月初に15〜30分だけ「経理タイム」を確保し、その月の取引をチェック・修正する習慣を作っておくと、年末に大慌てする必要がなくなります。
ブログ更新やSNS発信のスケジュールと同じように、カレンダーに固定タスクとして入れてしまうのがおすすめです。発信活動と経理を同じ土台で管理することで、副業全体を「事業」として捉える意識も育っていきます。
導入前に押さえておきたい注意点
非常に便利なマネーフォワード クラウドですが、導入前に知っておきたいポイントもあります。
- 会計ソフトを入れただけでは申告は完成しません。最終的なチェックは自分自身で行う必要があります
- 副業の所得区分(雑所得か事業所得か)や経費の範囲などは、個別の状況によって判断が分かれることがあります
- 判断に迷う部分は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします
特に、副業の規模が拡大してきたタイミングや、開業届を出して個人事業主としてスタートする段階では、自己流で進めるよりも一度専門家に相談しておくと安心です。マネーフォワード クラウド自体は、専門家とのデータ共有もしやすい設計になっているため、相談時の資料作成にも役立ちます。
限られた時間を「発信」と「収益化」に集中させるために
副業会社員・個人事業主にとって、本業以外に使える時間は本当に貴重です。その時間をできるだけ記事執筆・コンテンツ制作・収益化の改善に振り向けるためには、経理のような「やらなくてはいけないけれど売上を直接生まない作業」をいかに圧縮するかがポイントになります。
マネーフォワード クラウドのようなツールを上手に取り入れることで、確定申告の不安を減らしながら、ブログやnote、Xでの発信に集中できる体制を整えやすくなります。副業の収益が伸びてきた今こそ、経理の仕組みづくりに少しだけ投資してみてはいかがでしょうか。


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